目次
第1部 脳の働きと栄養
体も脳も健全に保つのは食事・栄養だ
脳と栄養
第2部 食事や環境の間違いが起こす問題と、その対策
低血糖症
脂肪の間違い
アレルギー
食品ケミカル
エピローグ
内容説明
脳の働きと、身体の健康というのは、普通分けて考えていないだろうか?
脳の働きというのもまた、人間の「活動のひとつ」であって、身体の不調は即ち、脳の働きの不調と同意となる。身体は不調だけど頭はすっきり、しっかりと働いている…。そういった幻想は、いわゆる人間の身体を機械のパーツとして見ているという事なのかもしれない。
さて、本書ではまず脳の働きと栄養から解説し、その多大なる影響を、実例を挙げながら読者に説いている。
本当に食事が原因で、子どもがキレたりキレなかったりするのだろうか? そういう疑問も、これらの章をご一読いただければ納得していただけるだろう。
第2章からは、エネルギーとなる「糖質」「脂質」について述べている。興味のある方には是非、弊社から出版されている「危険な油が病気を起こしてる」「医者も知らない亜麻仁油パワー」「脳に効く栄養」をご一読いただきたい。より詳しい、より実用的な情報をそちらでは解説している。
また、この章で述べる「アレルギー」は「脳アレルギー」についてがテーマとなっている。耳慣れない言葉かもしれないが、要するに脳内で食物等によって摂取された成分によってアレルギー反応を起こし、脳の働きに異常が出てしまう事があるのだ。
実際に、日本人がアレルギーを起こしやすい食品、アレルギー症状のある人のための献立も紹介しているので、是非参考にしていただきたい。
※本書は2001年に主婦の友社より発行された『キレない子どもを作る食事と食べ方』を改版したものです。