目次
Blues練習曲 「Billie's Bounce」
Bluesフレーズ
Ex.1 F7-Bb7-(F7) I7-IV7-(I7)
Ex.2 F7-F7-(Bb7) I7-I7-(IV7)
Ex.3 Bb7-Bdim-(F7) IV7-IV#dim-(I7)
Ex.4 F7-D7-(Gm7) I7-VI7-(IIm7)
Ex.5 Gm7-C7-(F7) IIm7-V7-I7
Ex.6 F7/D7-Gm7/C7-(F7) I7/VI7-IIm7/V7-(I7)
PART2 Rhythm Changes(循環)
Rhythm Changes 練習曲 「Anthropology」
Rhythm Changesフレーズ
Ex.1 Bb/G7-Cm7/F7-(Bb) I/VI7-IIm7/V7-(I)
Ex.2 Dm7/G7-Cm7/F7-(Bb) IIIm7/VI7-IIm7/V7-(I)
Ex.3 Bb/Bb7-Eb/Edim-(Bb) I/I7-IV/IV#dim-(I)
Bb/Bb7-Eb/Ebm-(Bb) I/I7-IV/IVm-(I)
Ex.4 D7-D7-(G7) III7-III7-(VI7)
Ex.5 G7-G7-(C7) VI7-VI7-(II7)
Ex.6 C7-C7-(F7) II7-II7-(V7)
Ex.7 F7-F7-(Bb) V7-V7-(I)
PART3 Arpeggio & Scale
ダイアトニックコード アルペジオ5ポジション
Maj7
m7
7th
m7b5
スケール 5ポジション
メジャースケール
ドリアンスケール
フリジアンスケール
リディアンスケール
ミクソリディアンスケール
エオリアンスケール
ロクリアンスケール
メロディックマイナー系 3つのスケールの関係
オルタード ドミナント スケール
リディアン ドミナント 7th スケール
ハーモニックマイナースケール パーフェクト5thビロウ(HP5)
コンビネーション オブ デミニッシュド スケール
ホールトーン スケール
ディミニッシュド スケール
各コードタイプの対応スケール表
PART4
Blues&Rhythm Changes スタンダード曲
Blues
Straight No Chaser
Blue Monk
Tenor Madness
Rhythm Changes
Oleo
Rhythm-A-Ning
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内容説明
本書を手に取ったあなたに、まず第一に伝えたい事は、『ジャズギターアドリヴへの最短距離の道』は、頭で理解するだけでなく、必ず、その道を歩いてください、という事です。ギターがある程度弾ける人ほど、理屈さえわかればすぐに弾けるようになると思ってしまいがちです。ロックのフレーズはギターでは弾きやすいものが多いですが、ジャズ(ビバップ)のフレーズは、やはり管楽器が主体でできたものなので、ギターでは、フィンガリング、ピッキング等がロックフレーズよりも練習量が必要です。しかも、ジャズはアドリヴ音楽なので、その場で瞬時にフレーズがでなくてはなりません。
「道を知るのと、道を歩くのは違う」頭で理解するだけでなく、練習し、実践して下さい。その道を歩き、におい、風景、風、温度、を感じ取って下さい。その時初めて、真の意味で、道を知る事になるのです! フレーズなど、「指の細胞に染み込んだ! 」と思えるくらい弾くのです。ジャズギタリストの常識で、ロックギタリストにないものは、
1. コード進行や弾く音を度数で理解している
2. 各コードのアルペジオがすぐに弾ける
3. 各コードに対応するスケールをすぐに弾ける
4. ジャズの常套フレーズを知っている
この4つはジャズギタリストにとっては当たり前の事ですが、ジャズに興味を持ち始めた段階のロックギタリストたちにとっては、どれかが欠けている事が多いと思われます。ジャズへの近道筆者は「ジャズをできるようになるには何か近道があるのではないか?」といつも考えていました。分厚いジャズの理論書を読んだり、ジャズプレイヤーのフレーズをコピーしたりしなくても、「何かを知ればすぐにジャズ的なプレイができるのではないか?」と。そして、紆余曲折しながらたどり着いた結論が、やはり上記の4つをマスターする事が絶対条件だということです。「なんだ、やっぱりそうか」 「うすうすは感じていたけども・・・・」と思いながら、練習に踏み切れないでいた人も、いるのではないでしょうか?それは当然です。なにせ新たに覚える事がたくさんですから。しかし、この4つの土台が身に付くとジャズのプレイができるようになるのです! これらを意識せず、練習を進めても遠回りするだけです。そして、「なんだ、そんな事当たり前じゃないか」と思う日が必ずやってくるのです。
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