目次
プロローグ
第1章 現代医療とプロポリス
第2章 私たちの生命観
第3章 病気の治癒
第4章 プロポリスとは何か
科学主義を越えて
エピローグ
内容説明
今の日本は豊かで平和であり、平均寿命も世界でトップ・クラスなにに、寝たきりの人が多い。そして、立派な病院も多く、医学が進歩したと言われているにもかかわらず、ガンに罹患した人の半数以上は、治療の甲斐なく、助かることがない。早期発見・早期治療を唯一無二のスローガンに、集団検診その他が積極的に推奨されても、日本のガン死亡率は上昇を続けている。
だから、ガンにかかった人の多くが、様々な健康食品や民間療法を利用しようとするのも、在る意味では自然のなりゆきかもしれない。
手術や放射線、抗ガン剤など通常のガン治療法以外のこれらの方法を「代替療法」という。現代の科学では、その原理や効果が裏づけされていない代替療法を、多くの人が利用している理由の一つとして、「できることは何でもしたいし、頼るものがほかにない」という患者さんやその家族の心理もあるだろう。(まえがきより)
松野医師が語る現代医療のベースとなっているのは「科学」である。しかし、それらの科学は限界を迎えている様に思える。何故か?
それは、現代の医療では説明の出来ない事が、医療の現場では数多く起こっているからなのだ。前著『現代医療を越えて』『病気をおこす脳 病気をなおす脳』に詳しく綴られているが、まだまだ未開拓な領域が存在しており、現場の医師の多くがその存在を感じているのだ。
今、「プロポリス」をキー・ワードにして、松野医師が語る「治癒への正しい一歩」を確実に歩んでいくために、本書はQ&A方式を取っている。
「プロポリス」に惹かれて本書を手に取った方は是非第4章から読み進めてもらいたい。多くの研究結果と経験の蓄積から導かれる言葉に納得する事だろう。
「ガン治療」を求めて来られた方には第1章から順に読み進めていただきたい。治療へのアプローチは、正しい意識の持ち方から始まり、「治してもらう」から「自分で治す」へのスイッチの切り替えが出来れば、治癒への可能性が大いに高まっていく。
本当の「健康」を手に入れるため、是非本書を活用して欲しい。
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