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内容説明
ミネラルは様々な食品から摂取している。ナトリウム、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、マグネシウムの7種類が主要ミネラルと呼ばれる事が多い。このほか、クロム、マンガン、鉄、コバルト、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素など様々な元素もまたミネラルである。
昨今の研究によって、生体を構成するこれらの微量元素が果たす役割の重要性が注目を集めている。
特に、食物の消化吸収、老廃物の排出などの新陳代謝活動、エネルギー生産の酵素活性を助ける、体内の体液濃度の調整など身体に不可欠な成分である事も判明している。
しかし、現代の食卓の中から、これらミネラルが消えてしまっている事に誰も気付いてない。
サプリメントなどで補給するビタミンもまたミネラルである。食物の中に含まれるミネラル、即ち栄養素が無くなってきてしまっているという研究結果がある。
特に、野菜類に含まれるミネラル(栄養素)の量が10分の1になってきてしまっているというのだ。
これは、同じミネラル(栄養素)を摂取するのに、10倍の量を食べなければならないという事と同意である。
本書では、様々な病気の引き金となっている「慢性的なミネラル不足」を解消し、免疫力(生命力)を活性化させ、健康に、元気に生きるための方策を伝えている。
H5N1型のインフルエンザの大流行の脅威は確実に迫っている。そのとき、生死を分けるのは「体内のミネラル量」なのかもしれない。